2023年12月22日
「口座のお金が犯罪で手に入れたものか確認する必要がある」などといったうその電話を受けた千葉県柏市に住む83歳の女性が、あわせて8800万円余りをだまし取られ、警察は電話でお金の話が出たら詐欺の疑いがあるとして注意を呼びかけています。
警察によりますと、ことし6月、柏市の83歳の女性の自宅に関東総合通信局の職員を名乗る男から、「あなたを装った何者かが携帯電話を契約しようとしている」と電話がありました。
そのあと警察官だという男からも電話があり「あなたが犯罪に関わっている疑いがあります。口座のお金が犯罪で手に入れたものか確認する必要がある」と言われたということです。
男はインターネットバンキングの口座を開設し金を振り込むよう要求したということで、女性が言われるがままに金を振り込むとさらに検察官をかたる男などから繰り返し電話で振り込みを求めれるようになり、結局、2か月の間に18回にわたってあわせて8810万円を振り込んでだまし取られました。
多額の振り込みに気付いた銀行が女性に連絡し被害が発覚したということです。
警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに、電話でお金の話が出たら必ず詐欺を疑って警察や家族に相談するよう注意を呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231222/k10014297461000.html
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