2024年11月16日
首都圏で相次ぐ強盗事件のうち、ことし8月、千葉県船橋市と八千代市の店舗に闇バイトによる実行役が強盗目的で押し入るなどした2つの事件で使われた包丁を購入したとして、自称派遣社員の容疑者が強盗予備の疑いで逮捕されました。警察の調べに対し容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは川崎市高津区の自称派遣社員、清水苑美容疑者(26)です。
警察によりますとことし8月、船橋市内の100円ショップで包丁2本を購入し、2人組が船橋市の貴金属販売店に押し入ろうとしたり、八千代市の質店に押し入ったりした事件の準備をしたとして強盗予備の疑いが持たれています。
2つの事件ではいずれも闇バイトで集められた20代の実行役2人が強盗予備の疑いで逮捕されていて、その後の捜査で防犯カメラ映像などから容疑者が事件に関わった疑いがあることがわかったということです。
調べに対し「SNSのアルバイト募集から応募をした。報酬をもらうためで、目的を知らずに包丁を買った」と供述し容疑を否認しているということです。
警察は容疑者自身も「闇バイト」によって事件に関与したとみて指示役などについて調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241116/k10014640611000.html
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